感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くさてる
17
1850年から1990-現代にいたるまでのアートの流れを網羅した解説書。一般的に分かりやすく、教科書のように読みました。1960年以降の流れが大変刺激的。2022/05/29
ganesha
5
1850年から現在までの美術の変化を年代順にまとめた一冊。50の作家の代表作がカラー図版とともに紹介されていてわかりやすい。スピリチュアリティについてとイヴ・クラインの項に特に興味をひかれつつ読了。2022/06/17
サトゥルヌスを喰らう吾輩
3
「クールべからバンクシーまで、タブーを打ち破った挑戦者たち」。アーティストおよび写真の選定に海外っぽい先進性を感じます。ひとつひとつの項目に抱く印象がぜんぜんちがうので一冊としての感想をまとめるのが難しいですが面白かったです。いろんな人がいろんなことをやった結果アートの世界にタブーはもはや存在しなそう。これからの挑戦は一歩まちがえればただの反動になってしまいそうだなあと思うなどしました。挑戦すること以上に規範をどのように解釈するかでアーティストのセンスが問われる時代になってきている気がします。2022/06/22
aoto
3
絵画史に影響を与えたであろう人々の紹介と、そのアートの位置づけなどがまとめられている。カラフルなページが見目にも読みやすく、記述もポイントが押さえられていて頭に入りやすい。カメラ普及後の話が中心。印象派から抽象絵画への移行、その後の戦時、大量生産時代、現代へとテーマが続く。後半の現代アートに近づくと前衛的すぎて、作品や作家の選考基準に違和感も覚える。2022/04/23
つじつじ
1
現代アートは、ちょっと刺激的で辛い表現が多かった。昔の人も、その時代の名画は、そんな感じだったのかしら?2022/06/12