内容説明
初期から近作までの作品群を軸に、長期におよぶ取材、関係者の証言とともに、豊富な貴重資料を駆使した画期的モノグラフ。ルーツとしての東北から、音楽に出会った少年期、愛知県立芸術大学、ドイツ修行時代、熱狂的支持を得た2000年代の葛藤、東日本大震災がきっかけとなった北への回帰、そして未来への想いを5章に分けて展開。奈良美智とアジアと欧米をボーダーレスに活躍する美術史家との緊密なコラボレーションにより結実。
目次
1章 それは音楽から始まった
2章 頭の大きなあの少女たち
3章 他者との協働
4章 カメラを携えての旅
5章 北への回帰
著者等紹介
イェワンクーン[イェワンクーン]
美術史家。香港大学芸術学部人文学科芸術学系准教授。ロンドン大学学士、修士。ニューヨーク大学博士。中国や日本の美術および建築を専門とする。コンテンポラリーアート分野の評論家やキュレーターとしても活動し、「It Begins with Metamorphosis:Xu Bing」展(アジア・ソサエティ・香港センター、2014年)や第12回光州ビエンナーレ(韓国、2018年)に参加。また2021年には「So long,thanks again for the fish」展(ヘルシンキ)のキュレーションを行った
河野晴子[コウノハルコ]
国際基督教大学教養学部人文科学科卒業(美術史専攻)。ニューヨーク大学大学院ミュージアム・スタディーズ修士課程修了(美術館学専攻)。資生堂ギャラリーキュレーターを経て、現在は国内外の美術書、展覧会カタログの翻訳と編集、アート関連の執筆に従事する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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