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中国手仕事紀行

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  • サイズ B6判/ページ数 293p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861527654
  • NDC分類 382.223
  • Cコード C0026

内容説明

少数民族の“生きた”民具を求めて、中国の奥地を彷徨い歩いた10年間。

目次

雲南省(昆明;華寧の青釉のうつわ;銅のごはん鍋;プーアル茶;タイ族の入れ墨 ほか)
貴州省(貴州省の入口出口;菜の花畑と棚田;貴州の竹かご;亮布;トン族の鼓楼 ほか)

著者等紹介

奥村忍[オクムラシノブ]
1980年千葉県生まれ。慶應義塾大学卒業後、各国を放浪。のち商社、メーカー勤務を経て国内外の手仕事の生活道具を扱うWEBショップ『みんげい おくむら』を2010年にオープン。月の三分の二は産地を巡る旅をしながら、手仕事・旅・食に関する執筆も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジュースの素

11
素晴らしいとしか言いようの無い本。雲南と貴州を古物を探して旅をする紀行。あの辺は田舎だし、文明からも取り残されて来たので、歩けばいろいろにぶつかる。 赤い塩や、刺し子のおむつ、甲馬の版木など垂涎モノに出会えて自分の事のようにワクワクする。通訳や交通の便、言葉に確かに苦労は多いが、私にしてみれば夢のような買い付け旅だ。2020/08/22

ユウティ

7
良い本だったとしみじみ思う。買付けで回った雲南省と貴州省の紀行本。レトロな感じの装丁と写真がすごくよく旅の雰囲気を映していた。手づくりの日用品それ自体も素敵だけれど、作られた土地の素朴な暮らしごととても魅力的に書かれている。そこに行って、食事をして、知らない人とちょこっと交流してみたくなる。民芸品の紹介も興味をそそる絶妙な量で、まんまとHPを見に行った(笑)皮肉じゃなく、その辺りも非常に上手な本で舌を巻く。このままもう少し読み続けたいなあ。2021/04/23

noko

6
おすすめの一冊。中国の貴州と雲南の紀行(民藝品買い付けの話)。私も雲南省、昆明麗江を旅した事があるが、著者はもっとずっと奥地まで訪ねていって、現地の方達とコミュニケーションをとり、買い付けをしている。そして現地のお料理をなんでも食べている。その心持ちが素敵。中国には色んな少数民族が住んでいるのだが、少数民族の暮らしぶりもよくわかる一冊。私は身軽な旅人なので色んな民藝品を買ってこなかった。素晴らしい物が沢山あったんだなぁーと、後悔した。2021/05/30

nappyon

6
面白かった!思ったよりも食の話が多かった。確かに食も手仕事だもんな。お茶の話も多かった(TRANSITのこの前の中国号でお茶の話を書いていたのはこの人らしい)。どんな風景の村・街で、どんな人たちが何を生業に暮らしてるのか、生活が描かれていてとても良かった。写真もしっかりカラーで大きく見られるのが嬉しい。『中国・韓国 やきものと茶文化をめぐる旅』と一部の行き先が被っているので、あわせて読むと面白いと思う。2021/04/14

yendows

5
奥村さんの中国での民藝買付を通して、雲南と貴州の旅行を追体験できる旅好きにはたまらない本。街の風情と、民藝へのスタンスと、食欲とが、交互にでてきて雲南、貴州への理解が深まる。食い物視点でいくと、貴州の瘪と酸湯のあたりでは来ました!となるし。打屁虫というカメムシが食べられているということを初めてしって食いたいとなった。雲南の山胡椒鍋もうまそうだし。。。ともかく、風情のある文章と写真が最高です。2021/04/29

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