クラウドファンディングストーリーズ―共感で世界を動かした１０のケーススタディ

出川 光【著】

青幻舎（2019/08発売）

• サイズ A5変判／ページ数 271p／高さ 21cm
• 商品コード 9784861527531
• NDC分類 336.82
• Cコード C0030

内容説明

これまで担当したプロジェクト総数６００件以上、支援総額は５億円を超える日本型クラウドファンディングの基礎を作った筆者が初めて明かす、クラウドファンディングの本質と成功のメカニズム。深津貴之氏（ＴＨＥ　ＧＵＩＬＤ代表／株式会社ピースオブケイクＣＸＯ）との対談『失敗も楽しむというクラウドファンディングの新しい世界観』を収録。

目次

１　クラウドファンディングとは（アイディアを実現させるクラウドファンディング；クラウドファンディングの種類；クラウドファンディングの流れ　ほか）
２　クラウドファンディングストーリーズ（マンションの一室から生まれた誰も見たことがないプロダクト　車椅子ユーザーのためのモビリティ「ＷＨＩＬＬ」；同じ場所に集って働くことで、クリエイティブが生まれる　渋谷のコワーキングスペース「ｃｏ‐ｂａ」；震災後の東北に、革新的なアートを　ストリートから生まれた写真家ＪＲ　ほか）
３　これからのクラウドファンディング　対談：深津貴之×出川光　失敗も楽しむという、クラウドファンディングの新しい世界観
４　クラウドファンディングを始めよう（プロジェクト実現までのステップ；国内の主要プラットフォーム一覧）

著者等紹介

出川光［デガワコウ］
武蔵野美術大学卒業後、リクルートコミュニケーションズを経て、ＣＡＭＰＦＩＲＥの３人目の社員として株式会社ＣＡＭＰＦＩＲＥに入社、２０１５年に独立。クラウドファンディングディレクターとして担当したプロジェクトの累計総額は６００件５億円以上。手がけた主なプロジェクトに車椅子モビリティのＷＨＩＬＬ、ワタリウム美術館、月面ローバーのＨＡＫＵＴＯなどがある。クラウドファンディングのプロジェクトやプロモーション設計経験をもとに、ストーリーのあるコミュニケーションデザインを得意とし、現在は企業のオウンドメディアの構築なども行っている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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[あすなろ]

クラウドファンディングの実際を知りたく、日経の書評からヒントを得て。clowdは群集。fundingは資金調達。知り得ている人は知ってるだろうが僕には知識しかなかった。実際はこうなっているというストーリー化されている。勉強になる。資金調達が行われる手段として僕はこのウェーブに注目している。但し、正常な、が付く。ブラックマネー的にも充分利用可能と思えるのでそこはこれからなのか。また、失敗に対する課題も少し書いてある。そこもこれから。何にせよ新しいことには利潤も多いがリスクもあるのである。これはいつの世も同じ

2020/02/02

[Koki Miyachi]

クラウドファンディングディレクターとして活躍する筆者による一種の啓蒙の書。その基本概念から10のケーススタディの紹介、今後の展望と始め方まで一気通貫で展望することができる。車椅子モビリティからコワーキングスペース、オリジナルアルバム、から月面探査プロジェクト、アーティストとの共同アート制作まで手掛けたプロジェクトは幅広い。素晴らしいコンセプトと熱意だけでなく、クラウドファンディングを実現するノウハウを持つプロが並走してくれることの頼もしさよ。作り手の思いを温かい視線でサポートしてくれる人がいることを知る。

2020/02/28

[xheiyu]

簡単には出来ない、と正直感じた。ある程度の耕しフェーズを経て、基盤が整い、あと少しの資金があれば、、にならないと始めても夢物語。あくまで、ベースがある人が前提。 ただ、プロジェクトを成功させるために必要なイロハは知れた。ストーリーや起案者の想いだったり、あ〜サポートしてあげたい！助けてあげたい！世に出たら必ず人のためになる！と思ってもらおうの熱意が必須。 著者が関わった多くの事例が載っており、具体性があり、良かった。これから始めたい人は全部、大まかに何か知りたい人はchapter1を読めばいい。

2020/01/18

[takao]

ふむ

2019/12/07