信仰と美の出会い 棟方志功の福光時代

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  • サイズ B5判/ページ数 221p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784861526879
  • NDC分類 732.1
  • Cコード C0071

内容説明

谷崎潤一郎をして「奇人である」と言わしめた異能の巨匠・棟方志功。自身で「大きないただきものを致しました」と語るように、真宗王国富山・福光疎開時代の六年八ヵ月はその後の作家人生に大きな影響を与えた。本書では、この「充電の時期」の作品約四〇〇点を集め、民藝運動や土地の人々との関わり、信仰的な側面からも検証。世界のムナカタ揺籃期を概観する。

目次

第1章 福光へ
第2章 福光の自然と風景
第3章 真宗王国福光
第4章 人々との交流
第5章 板画本時代
第6章 福光で得たもの
論考・資料

著者等紹介

石井頼子[イシイヨリコ]
1956年東京生まれ。棟方志功研究家。棟方志功の初孫(長女・けようの長女)。棟方と生活を共にし、制作風景に接しながら育つ。慶應義塾大学を卒業後、2011年の閉館まで棟方板画美術館に学芸員として勤務。展覧会監修や執筆活動、講演などを通じ、知られざる棟方の紹介に努めている。日本民藝館運営委員

尾山章[オヤマアキラ]
1943年富山県生まれ。版画家。金沢美術工芸大学卒業。元福光美術館館長補佐学芸員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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