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内容説明
役者絵や美人画だけではなかった!“子ども”が主役の楽しい浮世絵コレクション約170点から垣間みる、幅広くて奥深い浮世絵ワールド。
目次
プロローグ 浮世絵と江戸文化―様々なジャンルに描かれた子どもたち(美人画;役者絵 ほか)
第1章 愛される子どもたち―江戸の暮らしと四季風俗(母と子、兄弟姉妹の情景;子どもと祭礼年中行事 ほか)
第2章 遊びと学び―子ども絵から知る江戸文化(子どもと遊び;子どもと学び ほか)
第3章 子どもと人気のキャラクター―ヒーロー・妖怪大集合(子どものヒーロー;お伽噺の世界 ほか)
第4章 遊べる浮世絵―おもちゃ絵の楽しみ(遊べるおもちゃ絵;「おもちゃ絵」芳藤 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
31
浮世絵という名詞自体、浮き世の絵だから遊びの要素や気晴らし、風刺など雑多なものをも含み持つのだろう。そして、浮世絵は下絵、版木彫り、色摺りといった工程を経て完成する。その過程を紹介してあるところが面白かった。また、実にいろいろなすごろくが作られ、子供から大人まで江戸庶民の生活に浸透していたことも興味深く眺めた。子供向けの本として編集されたようだが、大人も十分楽しめる。江戸という時代の躍動感を感じた。2020/04/25
月と星
4
★★★何とも言えず和む。2019/03/07
遠い日
4
江戸の子ども絵、おもちゃ絵。駄洒落や判じ絵。江戸の町の風俗がうかがえる。剽軽で軽妙。目も頭も使って忙しい。2019/02/14
sai
4
全163作品収録中、P31歌川芳虎「道外上下見の図」上下逆さにしても別の表情を楽しめる25の顔図。P138河鍋暁斎「曲結雅画(きょくむすびおさなえ)手本」子どもが遊びで使っている紐で人や動物の絵を一筆書き。の2点がお気に入り。2018/03/23