目次
アートワーク Noritake
小説 マーリカの手記―一年の留学を終えて(山内マリコ)
詩 ぼくらの心臓の間取りは(最果タヒ)
フォトエッセイ 巡る団地(茂木綾子)
対談 共同体だからできること(ジェーン・スー×佐々木俊尚)
インタビュー 間取りのあしどり(菊池亜希子)
漫画 P(カシワイ)
小説 向かい合わせの二つの部屋(松田青子)
写真(黒田菜月)
漫画 P+6(カシワイ)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
63
団地はマンションと違って、もうちょっと共同生活の匂いがするみたいですね。 いろんな人がいろんな形で団地愛を表現。 最果タヒも詩を載せてる2022/08/10
神城冥†
59
団地にまつわる小説とポエムとエッセイと対談と漫画などが収録されている。私的に松田青子さんの小説「向い合わせの二つの部屋」が良かった。今現在、団地に関わる仕事をしているが、あの団地特有の独特の空間は巨大な箱庭を思わせる。上から見たらきっと箱庭だ。2017/08/13
fwhd8325
52
小説、詩、対談、写真、漫画と盛りだくさんです。フリーペーパーのようですが、内容は濃いです。団地はかつては文化住宅と言われ、憧れの住居でもありました。高度成長経済を象徴するものでもあります。しかし、年数を経て、私の近所にもすっかり疲れた姿を見せています。その昔は、団地妻というロマンポルノのブランドでもあったのです。もの哀しさもありますが、これも一つの文化です。なかなか中身の濃い興味深い一冊でした。2017/09/28
紫羊
47
装丁が楽しい。団地に暮らしたことはないが、以前リノベーションに関わる機会があり、私もいつか本に囲まれてちんまり団地暮らしをしてみたいと思った。ショートストーリー、漫画、写真とインタビュー、対談…おしゃれでかわいい、そして隠し味ほどのノスタルジーも。2017/05/22
たまご
46
装丁にひかれて手に取り.団地にまつわるエトセトラ.小説あり,photoあり,エッセイあり,対談あり,インタビューあり,コミックあり.いずれもほのかな団地愛,ノスタルジーを感じます. 確かに,戦後から高度経済成長期を経てバブルはじけて現代にいたるまで,建設される団地のコンセプトは変わっていきますよね.そして今,また昔の団地の活用が検討される. これを読みながら,今はタワーマンション(階格差はあるとはいえ)が新しい団地の形態なのかもな,と感じました.あと20年もしたら,同じことがタワマンでいわれるのでは?2017/04/28