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内容説明
四季折々の花鳥画から現代を生きるKAWAII女子まで、伝統から未来へいのちをつなぐ初期から最新作まで著者自選120点。作品への想いを綴った随想とともに収録。
目次
金閣寺方丈杉戸絵
花への想い
女性像を描く
初期作品・デッサン
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒロミ
54
展覧会に合わせて発行された画集。森田氏の作品集は数が少なく、高価なものしかなかったので入手できて嬉しい。美人画を描いた絵も素晴らしいが、花を描いた作品が瑞々しく、ハッとするような存在感の大輪の菊の群れに魅了された。圧巻は第1回川端龍子賞受賞作の「白日」の糸菊である。一枚一枚描かれた菊の花弁が凄まじい。新作の「KAWAII・GITAI」は可愛い女の子たちが鳥やケーキや悪魔に擬態するというもの。こんなにポップなのにザラリとした岩絵具の手触りまで伝わって来そうで生々しくさえある。2016/10/01