内容説明
パリに住む１９匹の猫たち。それぞれの店でマスコット的な地位を獲得しています。カフェの隅に置かれたバスケットの中で昼寝。書店の窓際で日向ぼっこ。デザートが飾られたビストロのショー・ケースの上でうたた寝。パリの歴史を彩る庭園で散歩…。光の都パリの中心には、愛すべき猫の姿がありました。
目次
ヴァニーユ：オ・ペール・トランキーユ
キティ：シェイクスピア・アンド・カンパニー
ミミヌ：カフェ・ド・ランデュストリ
スウィファー：ル・カフェ・ゼフィール
ナルシス：ミニ・パレ
ファ・ラオン：ル・ブリストル・パリ
ラカイル：ペトレル
ピルー：ラ・メゾン・ド・プペ
ズウィキ：フリュックス
ブールとババ：アトリエ・マリー・ラ・ヴァランド
ロクサーヌ：ル・ロスタン
エリプス：ル・カヌ＝ミラン
ミケ：ル・セレクト
アルチュール：パージュ１８９
リュケット：カフェ・リュック
ミルー：ル・カリヨン
サリ：モンマルトル博物館
ボジョレー：ラ・ロティスリー
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kouro-hou
29
パリの店猫写真集。血統書付きからネズミ捕りの腕を見込まれた元馬の骨まで、猫のグラビアや店や店主の来歴も紹介。何でもパリでは厨房以外は猫出入自由だそうな。カフェ以外にもホテルや博物館の猫も。岩合さんのネコ歩きのパリの回で登場した書店やアトリエの猫も載っています。故猫として紹介されているMickey、読みはミケ、でもキジトラがカフェの常連に愛され、22年の天寿を全うした後も写真や肖像画が大切にされているのには涙腺ゆるみます。もちろん商品や調度品にはワルさはしないのだろう、と思いきやそうでもないらしいｗ2017/11/07
ののまる
9
猫は家につくというけど、パリの店についた猫たち。そこが有名店だろうが何だろうが、本人は知ったこっちゃないのです。2022/09/04
タカラ～ム
6
猫カフェというのがあるくらいなので、お店の看板動物としての猫の存在感は大きいと思う。喫茶店、居酒屋、本屋、雑貨屋、等々、お店に猫がデーンと鎮座し「よく来たな」と言わんばかりに客を一瞥したりすると、猫好きはもうメロメロになっちゃうんだろう。本書は、パリの様々な店に鎮座する看板猫たちの写真集。カフェやホテルで客を迎えるその姿はさすがパリの気品を感じる（気のせいか？）。2017/08/18
の
4
カフェ、ホテル、ブックシッョプ、博物館etc……パリに住む19匹の看板猫たちの写真集。レストランでも厨房以外はペットOKなフランスでは、店でまるで店主のようにゲストを迎え、馴染客のパリの人びとに愛されているマスコット的な地位を獲得している。カフェの隅に置かれたバスケットの中で昼寝。書店の窓際で日向ぼっこ。デザートが飾られたビストロのショー・ケースの上でうたた寝。パリの歴史を彩る庭園で散歩…。光の都パリの中心には、愛すべき猫の姿がある。猫エピソード満載のエッセイも、猫好きのハート一撃必死。2016/05/06
すみれちゃん
2
９歳ひとり読み2022/09/11
