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標本の本―京都大学総合博物館の収蔵室から

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  • サイズ B5変判/ページ数 171p/高さ 21X26cm
  • 商品コード 9784861523854
  • NDC分類 460.78
  • Cコード C0070

内容説明

大学創立100年以上、260万余点の標本が眠る地下収蔵室。驚愕の知のワンダーランド初公開。

目次

さまざまな標本がある(標本は半永久的;目的に応じて;さまざまなフラットスキン ほか)
同定と比較(同定と比較―数の必要;データの集積―頭骨とあごの骨;頭骨とあごの骨の計測データ ほか)
求め続ける(あらゆるものから―生薬;産業との関わり;愛でたい標本 ほか)
フィールドにて―アカネズミを捕獲して標本をつくるまでのこと

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

25
図書館本:京都大学総合博物館の収蔵室からというサブタイトル通り、普段人の目に触れることの少ない標本が紹介されている。魚類・爬虫類、植物、剥製、骨格標本は瓶詰め、乾燥、皮などで残されており見る側の好奇心を駆り立てる。学生時代に科学の準備室へ入った時のわくわく感と、誰かに見られているという感覚を呼び起こしてくれた。この本だけでも、うちで十分楽しませてくれる。お薦めの一冊。2014/09/09

芍薬

21
ふわぁぁぁ!京都大学総合博物館収蔵室ステキ!まさに魅惑のワンダーランド!オオルリ、アカメのウロコ、ビワコオオナマズ、カゲロウ、眼球、ウニ、猫の神経!どれもこれも魅力的すぎます。私も骨格標本にでもなったら「第4収蔵室(動物など)」の棚の隅に場所あけてもらえるかなぁ……2013/08/02

たまきら

20
「作り手がその動物に何を見ているのか」が剥製には現れる、という事実を再確認。結構背筋に来る本です。2017/01/31

11
この本にときめかない人はいるの!目的により種々の方法で保存された様々な標本達。骨、毛皮、植物、卵、鉱物、etc…。ビジュアルとしても、自然科学の知識としても楽しめる。京大創立以来100年以上に渡って蒐集されてきた260万点の一部。一般人に公開されていない研究目的の収蔵品はいつかのために今日もここで眠り続け、増え続けるのだろう。猫の脳と眼球と神経だけになった液浸標本が奇天烈で好き。2016/02/01

かわうそ

10
動物標本って小さい頃すごく怖かった。今でも怖いが、どちらかというと、前よりもの哀しいような気持ちにさせられる。標本に感情を移すのもどうかと思われるかもしれないが、土に還されぬ死者というイメージが強く、写真の一枚一枚が心に馴染まぬ一冊となってしまった。「化石や押し花はどうなの?」と言われると困るのだが...ただ、学術的な価値が高いことはわかるし、こうした仕事に携わる方々の尽力あっての今日。自分の心が弱いんだろうな。なんだか元気を吸い取られた気がした(*_*)2016/08/25

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