籔内佐斗司 やまとぢから

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  • サイズ B5判/ページ数 144p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784861523830
  • NDC分類 710.87
  • Cコード C0071

内容説明

20代に体験した仏像修復を通じて、森羅万象の命をあらわす“童子”シリーズを誕生させた籔内佐斗司。現在、東京藝術大学大学院文化財保存学教授として後進の指導にあたりながら、2010年には平城遷都1300年祭・公式マスコット“せんとくん”キャラクターデザイン、“平成伎楽団”プロデュースなど、人々の心に「やまとぢから」を呼び覚ます活動を展開し続けている。待望の最新作品集。

目次

第1部 こころとからだ(生命の鎧;動勢;童子 ほか)
第2部 平成伎楽団
第3部 伝世古―文化財保護への取り組み(修復;模刻・新制作;3Dレーザー計測 ほか)
第4部 文献資料(「朗らかに叱咤する富岡鐵斎」;「こころの玉手箱」;連載「木の文化は日本のこころ」 ほか)

著者等紹介

籔内佐斗司[ヤブウチサトシ]
1953年、大阪に生まれた籔内佐斗司は、東京藝術大学および大学院で彫刻を学んだ後、同大学院保存修復研究室で、仏像の古典技法と保存修復の研究に従事した。その経験をもとにして、桧・漆・顔料などを素材とする独自の制作技法を開発し、1987年に彫刻家として独立し、創作活動を始めた。木彫のほかにブロンズ作品を用いた屋外彫刻やマルチプルアートも手がけ、2004年からは、東京藝術大学大学院文化財保存学の教授として、文化財保護の人材育成と仏像修復にも携わっている。2010年に開催された「平城遷都1300年祭」の公式キャラクター・せんとくんのデザインを担当したことを機に、あらたに仮面舞踏集団「平成伎楽団」を結成し、ますます活動の領域を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鱒子

67
図書館本 「せんとくん」をデザインした彫刻家 籔内佐斗司さんの作品集。「童子シリーズ」の表情が生き生きとしています。可愛らしくてくりくり撫でまわしたくなります。「桃太郎白刃取り」が一番好きです。最初にせんとくんを見た時はかなりイカれていると思いましたが(笑、アミニズムと仏教的世界観の融合した芸術作品なのか!と納得する本でした。2021/10/29

へへろ~本舗

2
不気味な童子が何とも可愛らしく見えて久しい…。ユーモラスな作品も多々あり、楽しめる。白刃取り桃太郎は気に入ってスマホの待受にしているのだが、掲載されている作品は自分の待受写真のよりも必死さが足りず今ひとつ。同じモチーフで色々と製作をしているが、白刃取り桃太郎のようにその作品によって違いが見られ、その違いを探すのも楽しい。そして、なんと宮城大学にも何点か作品があることがわかった。いつか見に行ってみたい。2014/10/22

0
群馬県立館林美術館での薮内佐斗司展「やまとぢから」で図録とおもってサイン入りの物を購入したら、書籍だった。基本は読むというより見る作品集だが、いくらかの文章も載せられている。 (作品の実物についてはとても気に入った) 一切衆生悉有仏性などの仏教についてなど面白くはあるが、この価格であると、作品の実物が気に入ったうえでないと購入まではしなくていいかもしれない。 http://blogs.yahoo.co.jp/tong_poo_h/11055968.html

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