内容説明
若冲、応挙、芦雪、蕭白ら“世界に誇る十五人”国宝・重文・重美を含む圧巻の49件。
目次
第1章 伝統から踏み出す―始興と狩野派
第2章 詩と自然を愛する―蕪村と大雅
第3章 新奇を極める―若冲と蕭白
第4章 写生を競いあう―応挙と円山四条派
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きさらぎ
1
2012年、九州国立博物館で行われた展覧会の図録。高評価と、古本で500円程度の安さに惹かれて購入(笑)確かにこれすごく楽しい。若冲、蕪村、大雅、簫白、応挙、呉春、芦雪など15人を扱い、それぞれの影響や交遊についても軽く触れる。何せ紙質と印刷がいいので観ているだけでうっとり出来る。図録としては薄めなのと取り上げられている人物が多いせいで図版の数は多くありませんが、その分一枚ずつ丁寧に解説してくれていて素人には大変有り難い。2014/12/30
みっくん
0
図の枚数は少ないながら、紹介の仕方が上手くて楽しいです。西條奈加氏の「ごんたくれ」を読み直していたので、人間関係と絵の説明に相乗効果でした。2023/12/13