内容説明
本書では、明治10年頃から昭和期にかけて印刷された国内・輸出用の缶詰ラベル約550点を収載しています。
目次
フルーツ
野菜
貝
水産物
お肉
おかず
おやつ
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なつ
46
明治~昭和初期にかけて製造された缶詰のラベルを食品ごとにその変遷を紹介。デザインや色づかいはとても洒落。さらに全体的に少しさびれたところがまた良い味を出してるんですよね。桃が水蜜桃と書かれているなど言葉や字の形もどこか風流。国内だけでなく海外に輸出する缶詰も載っていて、和洋折衷といった感じ。当時の食品事情も垣間見れて発見も多かったです。2020/08/01
mii22.
39
図書館の芸術の秋コーナーで見つけた本。文庫本サイズの本に明治10年頃から昭和初期に製造された「缶詰ラベル」が約550点カラーで紹介されている。レトロでおしゃれで眺めるだけでも楽しい。当時の日本の世相のようなものも感じられ興味深いが、何よりはっとするほど新鮮であったり、おおっと思うほど斬新であったり、高いデザイン力に驚いた。この「ビジュアル文庫シリーズ」他にも興味を引くものがあるので見てみよう。2015/11/03
さいちゃん
14
購入本。明治から昭和にかけての、缶詰ラベル本。当時の日本人の色彩の豊かさ、デザイン力の高さが、今の安っぽく感じるデザインとは異なり、これだけで素晴らしい芸術作品です。また私の蔵書が増えました。2018/08/06
魚京童!
14
どうしろと…。2015/01/31
杏
8
『レトロ』『ヴィンテージ』『懐かしい』…などの言葉にピンときた方は一読あれ。『かわいい缶の本』を見つけた時と同じ上がる感じがあった。こうゆう見ているだけで楽しい本は集めて近くに置いておきたい本能がすこぶる働く。2014/01/08