内容説明
長襦袢は和服の下に身につけます。着物の袖や袂の振りからちらりと見える長襦袢。いそぎ足であるく裾からちらりと見える長襦袢。表の着物の美しさを引き立てるとともに、着る人の仄かな色気を感じさせる着物ならではの隠し味です。ここに、京都の友禅職人より受け継がれた型染のなかから優品約一八〇点を厳選、収録しました。桜に紅葉、花鳥風月に扇面、蝶に流水など華やかで変化に富んだ、さまざまな種類の文様が当時の染めに関わる人達の心意気を偲ばせます。
目次
花の文様(春の花;夏の花;秋の花;四季の花)
さまざまな文様(水・雲;鶴・蝶;扇面・傘;人形・遊具 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒロミ
54
着物道楽の中でも凝りだすとキリがないと言われている艶やかな長襦袢。そんな財力はないのでせめて文庫本で鑑賞です。オールカラーで長襦袢の文様が延々と載っていて圧巻です。和の文様や意匠を見るのって本当好きです。彩色の参考にもなります。2016/08/12
退院した雨巫女。
7
《私-蔵書R》長襦袢のデザインは、古典的でシンプルなのが、私は好きです。 2019/08/20
Kaede
5
色々な柄の長襦袢を集めた模様集。重ねて着るのがもったいないくらい。長襦袢にこんなに色鮮やかで凝った模様のものがあるとは知りませんでした。2014/10/04
shou
4
長襦袢の下絵集。優しい配色に季節の花をそっと散らすというような着物とはまた違った美しさ。隠してしまうのが勿体ないほど。2014/03/16
葉月94
4
染め工場に保管されていた、長襦袢の下絵の一部だそうです。いつか、こんな素敵な柄の長襦袢を誂えたいとおもいつつ、いつもは、ポリの二分式襦袢を愛用。(最近は、ポリエステルのも、素敵な柄ものが増えてきましたので、選ぶ楽しみは増えてきました。)2011/02/17
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