著者等紹介
粟津潔[アワズキヨシ]
1929年東京都目黒区目黒本町に生まれる。絵画・デザインを独自に学ぶ。1955年日本宣伝美術会展・日宣美賞受賞、1958年世界フィルムポスターコンペランス最優秀賞などを経て、1969年粟津デザイン研究室(現(有)粟津デザイン室)設立。以降もグラフィックデザイナーとしてデザインの第一線で活躍する傍ら、建築・音楽・文学・映像など様々なジャンルを超えたアーティストらと共に都市設計・博覧会設計・映画制作なども行い、その活動・作品歴、及び発表は多岐に渡る。近年ではデザインの原点である視覚伝達(ビジュアルコミュニケーション)に着眼し、象形文字・ロックアートなどを追究し、様々な方法を用いて発表を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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フリウリ
7
古書店で手に取り、必要性もあり購入を考えたものの、相当いい値段で断念。特色の一色刷りで章などが区切られていく造本はラギッドでいいし、かえって構図に焦点が当たり、そのすばらしさが伝わるように思いました。本書について横尾忠則さんが、単色刷り、編集スタッフが未熟、などと批判したと「あとがき」にありましたが、粟津さんの世界は十分に表出されています。なお、図書館で青幻社版(2006年刊)を借りて読みましたが、国会図書館デジタルで初版(田畑書店、1970年刊)が読めてたいへんうれしい。とてもよい本です。92025/03/06
エムコ
1
power of Japan 偉業に平伏すばかり2008/05/25