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内容説明
子ども向け地域資料の作成に悩む図書館員必見!地域資料のエキスパート・蛭田氏が解説する子どもたちの「知りたい」に応える資料づくりの基礎ガイド。身近な地域に関する知識の幅を広げ、“知る”ことの楽しみにもつながる子どもの学習支援のためにも地域資料が重要!編集方針やテーマ設定など資料作成のための手順や考え方がイチから学べる!
目次
第1章 子ども向け地域資料の意義と必要性
第2章 社会科副読本と学習課題
第3章 とりかかる前に
第4章 資料の作成手順
第5章 サービスの実施と運用
第6章 「としょかんこどもきょうどしりょう」の作成経過
著者等紹介
蛭田廣一[ヒルタヒロカズ]
1975年に小平市立図書館に勤務し、2005年から2008年まで中央図書館長を務める。2010年には図書館功労者として文部科学大臣表彰を受賞。長年にわたり三多摩郷土資料研究や、日本図書館協会の資料保存委員会等で活動。全国各地での講演活動も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鳩羽
4
子ども向け地域資料の必要性、学習課題とそれに合わせて作られている社会科副読本の存在を押さえつつ、先行資料の確認、関係機関との調整をしていざ!という、子ども向けの地域資料作成のマニュアルがコンパクトにまとめられている。実際の図書館の例も紹介してあり、参考にできる。予算措置などの事業計画、組織の中の意思統一など、個人の遊びではなく業務として位置付けることも書かれていた。当たり前かもしれないが、ルビや見出しをつけること、説明口調にしないことなど、制作自体のマニュアルも多少あり。2024/10/15