内容説明
中国。それは日本から最も近しい異国の一つであり、また日本文化にとって重要なルーツの一つでもある。さらに繰り返される戦乱と平和、分裂と統合の歴史は、エンターテインメントのモデルとしても稀有な存在なのだ。本書では、そんな中国の歴史・文化から幅広く、物語づくりのネタになりそうなものを中心に紹介。中華風世界を書きたい人にも、あるいはエキゾチックな世界設定のエッセンスを求める人にも、それぞれ大いに役立つことだろう。
目次
サンプル(龍陽の帝国;群華七国 ほか)
第1章 中華風世界のベースを探る(中国史;中国の創世神話 ほか)
第2章 中華風世界の諸要素(始皇帝と官僚と科挙;中華世界の武器と戦闘術 ほか)
第3章 中華風世界のファンタジー(陰陽五行;風水と龍脈 ほか)
著者等紹介
榎本秋[エノモトアキ]
文芸評論家。各所で講師を務める一方、作家事務所を経営。本名(福原俊彦)名義で時代小説も執筆
榎本海月[エノモトクラゲ]
ライター、作家。専門学校日本マンガ芸術学院小説クリエイトコースで担任講師を務める。榎本秋・榎本事務所との共著多数。他、暁知明名義で時代小説を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。