内容説明
本書は、美濃囲いを崩す手筋を集め、それらを囲いの種類別、手筋の種類別、さらにレベル別に配列したものです。アマチュア同士が将棋を指すとき、自分が美濃囲いに入っているか、美濃囲いを相手に戦っているケースは、かなり多いはず。よって美濃崩しを知ることは、そのまま勝率アップにつながるはずです。
目次
第1章 片美濃崩し―部分テクニック1
第2章 本美濃崩し―部分テクニック2
第3章 高美濃崩し―部分テクニック3
第4章 銀冠崩し―部分テクニック4
第5章 木村美濃・金美濃崩し―部分テクニック5
第6章 トドメのテクニック
第7章 定跡テクニック
著者等紹介
金子タカシ[カネコタカシ]
1961年12月、東京都生まれ。東大在学中の81年に読売アマ日本一戦優勝、89年アマ竜王戦優勝、90年朝日アマ名人戦準優勝などアマ棋界で活躍。理数系の研究者として鍛え上げた抜群の整理能力には定評があり、処女作『寄せの手筋168』は長く将棋ファンの必読書となった。現在は某大手企業に勤める傍ら、将棋熱はいささかも冷めない生活を送る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キタガワ
10
居飛車党なので対抗形を持つと美濃対策は必須となる。この本の手筋を有効活用していきたい。2018/07/18
スパイク
6
美濃崩しに特化した手筋本。これでもかってくらい色んなパターンが網羅されていて、当然受けにも役立つ。端歩の一手に金銀2枚の価値があるっていうのが分かりやすかった。矢倉、穴熊とかシリーズ化して欲しい。2021/07/04
kinaba
4
寄せの手筋200と同じく必読。とにかくこの形はこう、っていう「ひと目」を養えるので読みが早まる。そして舟囲い崩し200が欲しい(振り飛車党)2013/09/04
shin
3
3回目かな?しばらくこれも繰り返そう2018/07/01
shin
3
めちゃくちゃいい本だった。寄せの手筋200と同じくらい良い。目からウロコのテクニック満載でしたね。これを知らずに将棋してたなんて、そりゃおれ勝てないわ…とか、美濃囲いってもしかしてすごく脆い?(本当は使い手による)とか思いました。2017/11/12