出版社内容情報
朝丘 戻[アサオカモドル]
テクノ サマタ[テクノサマタ]
内容説明
「ごめんね先生。ひとりにさせたらごめん」記憶を失ったあの時、再び愛を誓い合ったあの日。『あめの帰るところ』の能登と千歳の愛の日々と現在の姿がここに。そのほか、『君に降る白』『星を泳ぐサカナ』の番外編を網羅し、書き下ろしと秘蔵ラフを加えた珠玉の1冊。デビュー当初に雑誌掲載された幻の短編『ココロ』も収録。胸に溢れたあの感動が再び―。
著者等紹介
朝丘戻[アサオカモドル]
1994年より小説を書き始め、2002年9月雑誌Cobalt掲載『手紙』にてデビュー。数年の休筆ののち2009年8月ダリア文庫『君に降る白』にて復帰。現在もダリア文庫を中心に活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きょん
16
皆何年たってもラブラブですね。2017/03/23
那義乱丸
13
先日読み始めたが、あめ本編が読みたくなったので一旦休止し、あめ再読を終えて本書に戻る。あめ番外編も再読。あめちゃんとの記憶は能登の胸の内だけで終わるのかもしれないけど、この先は千歳との記憶がたくさん増えていくのだと幸せな心地にもなった。配慮された構成に感動ひとしお。「星を泳ぐサカナ」番外編は甘い甘い(笑)本田を「ひろ」と呼ぶ優太郎にふたりの愛の積み重ねを感じる。幸せそうで何より。幻の短編「ココロ」は人の心の重みがずしりと来る物語だった。取り戻すことができない想い出というものは辛いけれど大切だなと思う。2017/12/21
きなこ
13
小説のその後の短編集。とにかくどのカップルも甘い。先生の「雨は海に帰っていくんだよね」のひと言で、うるっ。幸せそうでよかった。2017/03/27
愛希
11
『君に降る白』『あめの帰るところ』『星を泳ぐサカナ』の番外編やその後の話。とにかく甘々でどのカップルもラブラブ、でも先のことへの不安や愛しさが溢れすぎて切なくなるところも。全て年上×年下だけど受けの方が包容力があるなと。文庫未収録短編『ココロ』は切なすぎてボロボロ泣いた。 ★★★★☆2017/08/19
たろさ
8
「君に降る白」「あめの帰るところ」「星を泳ぐサカナ」番外編特典+書き下ろし。ファンになったのが遅かったので、こうしてまとめて頂けるのはとてもありがたいです。この本を読む為に、本編の再読もしました。みんなのその後が幸せそうで、本当に良かったです。もったいなくて、何度も読み返しています。2017/03/29