内容説明
私こと、ローゼマリーは転生者。平穏な暮らし&レオンハルト様と結ばれること目指して日々奮闘!ダメンズ達は注視しつつ、戦争回避、病気の蔓延を防ぐ、そして最後は、魔王の復活阻止、とやること盛りだくさん。だけどね、その前にこれだけは言わせてほしい。レオンハルト様からレオン様(あだ名)呼びOKの許諾を得た!よっしゃあ!あだ名呼びゲット!!親密度アップ!!…しかし、浮かれている場合ではなかった。レオン様との外出先で出会ったミハイルという少年。あれ、ミハイルって、未来の魔王!?って、なにこの可愛い少年!?全然魔王じゃないんですけど!?そして、敵は私の身内にいた。フラグを折るために頑張った結果が、望まぬ結婚って何だソレ!?それでも、転生王女は負けません。1巻即重版の大人気作、第二弾の登場です!
著者等紹介
ビス[ビス]
2011年頃から、デビュー作『目指す地位は縁の下。』のWEB連載を開始。ネットで評判となり、2013年7月に出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
T.Y.
13
将来の禍根を摘み取るべく奔走するローゼマリー。(ゲームにおいては)後に魔王の器となるミハイルとの出会い、そして彼の抱える秘密。娘に対しても冷徹な父王も登場。ただ全体としては外的に見える事件よりも、レオンハルトとの(今のところ報われぬ)恋愛話が主体。身体は子供、中身は大人でも飛び抜けて優秀というわけではない彼女の想いと奮闘がいい塩梅。しかも、ここまで頑張ってきたことの結果として異国の王に嫁がされる危機……この危機を回避出来るのか。周りでは彼女を巡る男の子達の争いも勃発、彼らも可愛いわ。今後も楽しみだ。2016/08/22
虚と紅羽
10
例え実子であっても所詮は王女なのに一国の主にその言葉遣いと態度は不敬すぎない?とかそっちが気になってしまう。その辺は描写甘いところがあるよね。最悪の未来の回避&恋愛だから骨太な宮廷ものが欲しいわけではないけど。 個人的にはレオンハルトが全く刺さらないので正直くっつこうが離れようがどうでも良いのだが。そういう視点からだともう少しストーリーが欲しい気持ちもあるな。2023/06/25
Ohtsuka Yuu
7
どうにも挿絵が好みじゃない.けど内容は好き.王女さまの想いが届くといいな〜と思いつつ,先が楽しみ.2023/07/29
零崎夢織
6
魔王について調べる為に図書館へ赴くと先客に国王が。聡明さに目をつけられ自らの能力を証明しないと政略結婚の道具になることが決まってしまい…って巻。 ある程度フラグ回避して知識に無い世界になってきたので、より話が面白くなってきましたね。2020/01/05
真尋
6
加筆としてルッツの出番がWeb版より出番が増えていてルッツ萌えの自分歓喜。レオンハルトとのイベントも新規追加、更にお兄ちゃんのエピソードが短いけれど収録でWebで読んだ人もお得な内容となっていました。あと猫可愛い巻。出番がそこそこにあったのにぞんざいに扱われる護衛騎士様と名前しか登場しない弟はご愁傷様です。新キャラに本家ゲームでのラスボス・魔王候補生とマリー様にとってのラスボス(親父)の登場で今後の行動指針が固まってます。親父に嫌な奴キャラは読んでいて欝々としますがマリー様には頑張って乗り越えて頂きたく。2016/07/02