内容説明
エリスランド国の第一王子・ディーネは、王位争いで、孤独な闘いを強いられていた。そんな彼の心の支えは、自分のみに忠誠を誓う、美しく凛々しい近衛兵のシュリ。ディーネは彼に主従関係以上の想いを抱くが、己の立場を慮り感情を押し殺そうとする。ある日、雨宿りのため宿屋でシュリと一夜を共にするが、溢れる想いは止められず…。禁忌と官能が織りなす、切なくも美しい主従愛。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たにしぃ
6
なんだろ…すごく読みづらい2016/04/10
みもざ
4
この長い話の中で書き手はなにを書きたかったのかなぁ。争いの構図は早くに想像つくし、全体の流れは緩急そう変わらず、後半決着がバタバタと着く程度。各自“お家”の恨みを晴らしていく仇討ちもの?ドギツさと晴れ晴れしさをもう少し意識して盛り込んでほしいような。2016/03/20
なつの
4
面白かった!まさしく恋に殉じた王子様。愛する人への想いを選んだその真っ直ぐさに萌えました。お話も禁じられた恋に王位継承問題、そして攻めの秘密とそれぞれが上手いこと合わさって読み応えありました。二人の恋はもちろん、本当の意味での悪いキャラがいないのが切なかった。ハラハラしただけにハピエンで本当に良かった。幸せで未来ある素敵な結末でした。2016/03/15
みっちー
2
〇表紙がすごくよくて、設定も好みで買い。前半入り込みにくかったけど、後半は好きだった。2016/03/28
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- 和書
- 遥か南へ 文春文庫