内容説明
科警研で働く研究員・幾浦恭夜の平穏な日常を破る存在―それは金髪碧眼の超美形にして、史上最凶の凄腕交渉人、ジャック・ライアン。彼は恭夜の今は亡き恋人ニールの兄だった。ジャックの強烈な求愛から逃れるために、アメリカから帰国した恭夜だったが、ジャックは自分が「恭夜の恋人」だと言い張る。やがて恭夜は自分の記憶が不確かで、欠落部分があることに気がつくが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たべもも
27
★★★☆☆。ｲﾗｽﾄ買い。購入後、厚さに怯んでなかなか読めなかったけど、読み始めたら面白くて一気読み。攻めの強烈さに翻弄された序盤ですが、なかなか事件が根深そうでﾗﾌﾞ面よりそっちが気になってきました。ﾗﾌﾞとｴﾛにはあんまり萌えがなかったかも。でも、攻めの｢受け第一主義｣が潔くて好き。最初は引いたけど、次第に｢本当に私はできた恋人だな｣と自画自賛する攻めがｸｾになってきました。下巻早く読みたい。2015/04/05
きょん
17
初読みでした。初めの方で、俺様キャラの外人に振り回されるコメディかなと思って読んでたら、どっこい受けのなかなかキツイ過去もあり、なんだか真面目に読んでしまった。人の話を聞かない男は嫌いなはずなのに、かみ合わない会話とジャックの脳内変換の妙が嵌ってきた。2015/04/24
きなこ
14
電子版。始めはラブコメディ⁉︎と思っていたが、過去に恭夜が巻き込まれ大事件が絡みだし、ジャックの本来の手腕が発揮されてから面白さ上昇。うっとうしいぐらいのジャックの干渉も恭夜のトラウマを考えるとこれぐらいが、ちょうどいい感じ。まだスッキリと事件が解決してないようで、波乱が起こりそう。おまけのジャックの交換日記と日本語講座には大笑い。2015/05/20
りんご☆
10
読了2016/10/28
華緯
10
こういうキャラだとわかっていて買ったんですが、出だしはやっぱ、辛かった〜〜;;だって恭夜の話を全く聞いてないんだから;;…これを笑い飛ばせられれば…と思いながら読んで真実を知り…ちょっと見直した。で、続編。ジャック…恭夜が側にいないと、性格に難はあるけど仕事ができるいい男じゃない…;;なのに恭夜がからむと途端に宇宙人になる〜〜;;……謎が小出しで、でも、イジイジなく読めて、いい。…でも、この話は読み手を選ぶな…;;クーパーは…もう少しいい当て馬かと思ったら、ただの嫌な男だった。2015/03/23
