内容説明
佐藤梨絵・35歳―無職独身、恋人なし。気づいたら異世界に召喚、もとい紛れ込んでました。言葉も通じない、チートもない。唯一の頼りは不思議なカバンだけ!?“リエス”と称して暮らすある日、怪我を負った青年・ラトを助けたところ、恩人に似てると懐かれてしまう。さらには日本の知識を生かしつつ、ウィッグ+カラコン+別人メイクで“薔薇のリエス”として、国の外交に関わることに。「アラフォーなめんなぁ!」ヒントを探しつつ、絶対日本に帰ってみせます。アラフォー女子が奮闘する、異世界トリップファンタジー第1巻!第1回アリアンローズ新人賞「優秀賞」受賞作登場!
著者等紹介
杜間とまと[トマトマト]
2013年6月よりWEB連載の『無職独身アラフォー女子の異世界奮闘記』で、第1回アリアンローズ新人賞「優秀賞」を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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伶夜
8
なんとなく、最近のなろう系ではない印象を持ちました。 アラフォーも大変だね。2021/11/28
織田麻里
4
気付いたら異世界にいた主人公が、習い事で得たスキルで乗り切って行く。「派遣の品格」を思い出したが、同様な爽快感があって楽しい。ラブコメパートも良いですね。2015/09/20
kazunorie
4
異世界トリップ・ファンタジー系では、最高齢35歳(笑)ということで、非常に楽しみにしていました。しかし、物足りない(笑)鞄と自室がつながっていて中途半端な感じ。無職独身というところにこだわりすぎて、ちょっと鼻につく。それでも、メイク技術を売りに異世界をどうわたっていくのか、しばらく見ていきましょうかね。2014/11/08
ゆこ
3
「アラフォーなめんなぁ!」でも35歳をアラフォーと呼んでいいのか…それは確かに切ない。いろんな講座を受けていたと、なかなか知識豊富な主人公。日本人は若く見えると言うものの、10歳下にも見えないほど若く見えるとはいかがなものか。それでもメイクの腕前は素晴らしいようで、何より異世界に持ち込むのはそこなのかというのが面白いです。寄せられている好意に気づかないというのは、こういうお話の定番のようですね。2017/02/09
しろがね@中四国読メの会参加中
3
市立図書館2015/02/04