内容説明
心を凍りつかせ、何もかもを信じられなくなってしまった、アブレン王ヘリクス。かつての兄上。でも、一目見ただけでは私のことには気がついてもらえないかもしれない―。分の悪い賭けだと分かっているけれど、私は諦めない。だって、信じれば、想いはきっと届くはずだから。行動派ヒロインの転生成り上がり系ラブコメ、感動の最終巻!
著者等紹介
菊花[キッカ]
執筆歴は2012年2月頃から。2013年11月出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
33
小説。一気に読んでしまいました。完結編。エリカの足取りが中心で、陛下たちの出番が少なかったのが残念。でも、みんな幸せになってよかったです。「小説家になろう」から出た小説なんですね。そりゃ読みやすかったわけです。2015/10/28
anko
9
幼い頃に前世の記憶が蘇って親と上手く行かなくなったり貧しく生きるために働かなければ生きていけない生活をしていたエリカはまっすぐで逞しい。玉の輿に乗るためというより自分の愛する人達や国のために頑張ったって感じです。出会うことによってジェルベもエリカも癒され成長して行くのが良い。結構しっかり書き込まれていて読み応えありました。最後が駆け足気味なのがもったいなかったかな。2017/07/19
織田麻里
7
3冊一気読みしました。はじめ、あまりにもおバカな主人公に、この話大丈夫だろうかと危惧しましたが、綺麗にまとまりました。軽く読めて楽しめました。2015/09/20
TAMA
7
策謀の中、賢い(疑り深いともいう)皆様相手に一生懸命に不器用に戦っておられる。人の気持って動かしにくい、動かそうという気持ちは相手のことをよく判ってないとただの嫌がらせでもあるな。賢いと馬鹿には、ズルと正直がついてくるらしい。報われてよかったというか、報われるまでやりこむか?2015/04/02
にゃんす
6
兄上とエリカのやりとりが大好きで、WEBで何度も読み返しているのですが、本の違いも気になり借りました。イラストがあまり好みではないけれど、少し加筆されているだけで、良かったです。2018/07/11