Daria bunko<br> 坂道のソラ

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Daria bunko
坂道のソラ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 323p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784861346330
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

恋は、夜のバスの坂道みたいに寂しいものだと思っていた―。高校生の河野一吹は、毎朝バスで乗り合わせる会社員の大柴賢司と親しくなる。悩みを抱えていた一吹を彼は優しい言葉で救ってくれる人だった。やがて互いを深く知ったふたりは自分を変えるために彼女をつくろうと約束する。しかし賢司と過ごすにつれ、一吹は自分の恋がとても近くにあることに気づいてしまい―…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

147
大人の誠実さと狡さは表裏一体かもしれない。毎朝同じバスを使う二人の出会いから同棲生活に至るまでの高校生とゲームアプリ会社の副社長を描いた約320ページ。心情がじっくり丁寧に描かれていて感情移入しやすく、特に母親にカミングアウトした時やゲイバレした時の同級生の様子など、すごくリアル。ゲームアプリを使った二人のチャット場面もうまく使われており、せつなかったりニヤニヤしたり。また冒頭に登場するバスでの出来事が終盤になって重要な展開を見せ、二人を運命的なものに感じさせるとともに、物語の構成としてもとても良かった。2014/02/08

JUN+

61
すごく良かった!16歳差の高2と会社員のじわじわと近づいていく心の距離が自然で、二人の家族の過去とキャラ設定にブレがないから話運びにも納得できたし、けっこう登場人物多いのに焦点を絞ってるから読みやすかった。特に高校生の心理描写やセリフがリアル。エロは少ないので、そういうのを重要視する人には物足りないかもだけど、個人的にはこういうリアルな描かれ方のほうが感情移入しやすいし好み。出会うべくして出会ったんだな~って思わせるこの二人がとてもお似合いで、後半の甘いムードもたまらなくニヨニヨできた。2014/02/07

つばめ

45
シリーズ?とは知らずに『氷泥のユキ』を先に読んだ時に、めちゃくちゃ感情揺さぶられて好きになった作家さん。刊行順に読む。『坂道のソラ』もめちゃくちゃ良き。ユキとは違う甘酸っぱさとか葛藤でずっと目を潤ませながら読んでた。途中で辞められなくて一気読み。自由さの中の不自由、幸福の中の不自由、大切な人だからこそ言えない事、守る為に吐くのは嘘だけど逆は騙す事。強くて弱くて芯があるけど繊細で、温かくて切なくて、相手も大切にするけど自分も大切にして欲しい。ちゃんとハッピーな部分もあるから、ハラハラするけどホッともする。2023/09/05

那義乱丸

43
性癖、生い立ち、家庭環境からくる主人公・一吹の孤独感が強く、寂しさ切なさやりきれなさが詰まった世界だけれど、想い人・賢司だけでなく複数の脇キャラとのやりとりも細やかに描写され一吹の心情変化が静かに柔らかく積み重ねられていく優しい物語だった。目が潤むことも何度か。SNSのアバターを使ったチャットシーンが頻繁に盛り込まれ、文字だから言える気持ち、目を見て伝えたい想いという現代ならではの表現が印象的だった。終盤のHシーンは物語の世界を壊すことのない描写で美しさも感じられて飛ばすことなく読めた。また再読したい!2013/07/22

このん

40
(2013年7月23日 3383)この本は当り!!一吹は、毎朝乗るバスの中で男に痴漢されその現場を目撃してたゲーム会社の副社長、大柴賢司と話しをする様になる。賢司さんにアニパーと言うSNSを紹介され、ここで賢司さんと沢山のやり取りをする様になる。『お互いに彼女を作りましょう』と提案されるが、自分の色んな部分を理解してくれる賢司さんを好きになっていた。告白をするが…。熱田神宮での初詣で振られると覚悟して向き合うシーンが綺麗に描かれていて泣けてしまった。丁寧に書かれたキュンとなるストーリー。良かった。2013/07/23

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