内容説明
『住み込みで、ある男とペットの世話をしてほしい』警視庁勤めの父から頼まれて、郊外の一軒家で家政婦のバイトをはじめた知可。家主の育真はイケメンで高学歴なのに“引きこもり”で猫だけを可愛がる残念な男だった。開店休業状態の探偵業を営む彼は、自信家で偏屈で傲慢で何かと知可を悩ますが、事件の謎解きになると秘められた人の想いを繋ぐ優しい顔をみせて―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
71
初読。2015年617冊め。表紙とタイトル買い。でもタイトルと中身が合っていないような。日常の謎系安楽椅子探偵は面白い。一方ラブ展開は少なめ。2015/06/02
扉のこちら側
48
2016年1001冊め。再読。初読時はそんなに好みではなかった作品だったが、数年おいて再読してみたらなかなかにおもしろかった。2016/11/20
フキノトウ
34
ムクさんの絵が、とても物語とマッチしていました^^ぶっきらぼうでも、素直な育真がとても可愛かった。2013/07/31
リリー
16
完全に表紙買い( *`ω´)題名とムクさんの描くにゃんこに負けました。副題通り、ある町で起こる事件を探偵と同居人が解決するストーリー。漫画家のアシスタントをクビになり、父の紹介で引きこもり青年の家政婦になった主人公ですが、どうも彼が好きになれず魅力を感じられなかった。雇われる身なのに最初から年上の攻に対して上から目線!難しい人物という設定の攻は、引きこもりと言ってもちゃんとPCで自力で仕事してるし、受よりよほど出来た人物に思えた。あと猫もうろうろしてるだけで全然活躍してない。絵と題名は良いんだけどなぁ…2015/09/15
きょん
16
レトロな商店街にデブ猫ちゃん、おいしそうなチカちゃんのご飯に日常の謎系ミステリが良いスパイスになってました。ブラコン気味のお兄さんとか無精髭の野間刑事さんとか脇役も魅力的なので、続編出たらいいなあ。2013/06/18