内容説明
名執真幸は恋愛に不器用な恋人・真野直隆と同棲している。自分が同性愛者であることがバレて絶縁していた家族とは、直隆の説得で修復されつつある。だが同時に、兄の子どもを見て彼に『家族』をあげられないと今更に思い悩む真幸。また、悩みを一人で抱え込み直隆を頼らなかったことで「わたしには心を許していないのか」と、彼を傷つけてしまい…。大人気不埒シリーズ短編集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チョコ大福
49
不埒シリーズ3カップルの短編集。実は本編の感想で一番辛口だった日比谷×平田カップルが一番好きだったりします。なんだかんだ日比谷は平田にベタ惚れだもんね。尿道拡張してあげて下さいな。明義×未直カップルは毎回えろがないね。ちと読んでみたいな〜2013/07/29
saki@まったり更新中
24
書店で手に取った瞬間・・・崎谷さんのだよね?って戻しちゃいました・・・^^;厚みがあまりにもないから・・驚いたよ。買ってきましたが。3カプの短編集。メインは表紙の直隆・真幸カプですが。真幸の所謂家庭の事情解決編?みたいな感じでしたが正直うんざり。ぐだぐだしすぎ。それと義姉がいろいろ世話しすぎな感じ。こういう一般的には外れちゃってる子が親族にいてこんなに親身になるだろうか?と疑問もあったり。安定の未直カプたち短くてもっとこのカプ読みたかったな~作者さんにいろいろご事情あったようですがこれ出版必要だったのか?2012/12/16
みずほ
23
小説★★★☆☆ 挿絵★★★☆☆ 「不埒」シリーズ5作目。3カップルの番外編集だが、メインは直隆×真幸カップル。今回は真幸がウザすぎた。情緒不安定な依存性メンヘラ女のようだった。日比谷が真幸は友達としては付き合えても、恋人としてはダメだったというのがよくわかる。直隆、あんたはすごいよ!!(笑) 三十も過ぎた男がこれでは痛すぎる。冬美も、崎谷さんらしい独善的な女性キャラで苦手なタイプ。女々しい受と説教臭い女とで、今回はダブルでイライラすることが多かった。エロは薄いわりにたっぷりで、さすが崎谷クオリティ2013/01/08
アネキ
22
今までの作品③カプの短編集☆前作を読んでいると「ああっあの時の裏話」的な短編なので前作を読むことを強くおすすめします☆とりあえず、真幸は前進できて良かったけど、ネガティブすぎるだろ~(^_^;)オイラネガティブ受けは好きだけど、この子はちょっと違う感じ??wwで、オイラの一番好きCPの日比谷×和典クン❤こじれた原因の時の裏話もあったりでとっても良かった☆和典君愛用の大人のおもちゃに嫉妬する日比谷がちょいウザいwwwしかし、この②人同棲するのはいいけど、同棲したらず~とヤッテルってイメージしかないww2012/12/14
楓
21
シリーズ3カポーのその後。薄くてビックリしましたが、あとがきを読んで納得。ネガ受けもぐるぐる思考受けも好きなんですが、これはヒドイ。真幸が臆病になるのはわかるけれど、あの行動は誰をも幸せにできないっすよ。皆に迷惑をかけしかも何一つ改善も前進もされずひっかき回して終わりだなんて最悪過ぎる。私ならば既に見放している。直隆や日比谷がああいう人達だからあれで済んだんですよね〜。大事なものを失う前にちゃんと気付いて良かったね真幸。一番大人なのは実は一番子供だと思っていた未直のように思えてしまった番外編なのでした。2012/12/28