内容説明
将来の夢に向かって互いに励まし合ってきた親友の堂島が変わってしまい篠宮から離れていったのは大学2年の夏。堂島は、荒んだ様子で暴力団との交際も噂されていた。何年かぶりに、検事になった篠宮の前に現れた堂島は、極芳会会長の懐刀として知られる経済ヤクザになっていた。篠宮は堂島に強引に犯された再会の日から、検察官バッジと断ち切れない堂島への想いの間で葛藤し続け…。
著者等紹介
遠野春日[トオノハルヒ]
福岡県出身・東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まふぃん
12
よくある話かと思ったけどミステリー要素まあって面白かったです。三輪さんは存在感あったから、もっと絡んでくれたらよかったのに。2015/11/16
zwei
6
主人公達をさしおいて三輪さんが気になりました。ちょっとあっさり解決した感じが…もう少し葛藤が読みたかったです。学生時代の二人が初々しかったです。あれ、中学の時の理科は物理はなくて、一分野二分野っていうくくりだったな…時代が違う?2011/07/12
ムック
6
序盤からの激しい濡れ場にちょっとのけぞる。個人的には若い頃の話のほうが好きかな~一話目の後半の気持ちが通じる所をもう少し丁寧に書いてほしかった。2011/06/02
黎
5
烈日の執愛っていうくらいなので攻ヤクザの堂島が検察官フェチなのかと誤解してたが、同級生もの。綺麗な同級生が検事として一人立ちするまでワインみたいに寝かせておいて熟成、ってことか。執愛なのは実は受検事の篠宮の方だっていうことなのだろうか。オープンに快楽追求なエロ全開じゃないんだけど、快楽を否定したい裏に切望するツイストしたエロが濃くて辟易するほどしつこく長い場面が冒頭から。登場人物とお話にちょっと絵が違う感じも。2011/06/09
ayatoto
3
★4 「嫌よ嫌よも好きのうち」の典型。ムクさんの絵がヤクザ者もいけるとは想定外の嬉しさ!'11.4初版2016/02/14