内容説明
故郷を離れ十年、紺野は幼い恋とひどい別れを未だに忘れられずにいた。つらく苦々しい過去の記憶を残す紺野の元へ、突然、かつての恋人だった森尾が訪ねてくる。会いたくないと思いながらも変わらない森尾の姿にどうしようもなく惹かれ、次第に距離が縮まっていく。やり直したいと言う森尾に、心に傷を残す紺野は、期限つきの関係ならと承諾するが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BL小説メイン＠ネタバレ注意
4
★2.5。十年前の別れのすれ違いが些細過ぎて、「さっさと説明して謝ればそれで済むのに…」と思いながらﾓﾔﾓﾔ。当て馬や事件などで乱される展開もなく、二人の間にある障害は受の意地っ張りな内面だけ。最初から最後まで受の気持ち次第で、受が素直になった時点で解決する程度の事でした。うーん。2012/09/23
tanya
3
整理の為の再読。お互い高校生では何も出来ないけど、大人になって再会後の恋愛が上手くいくパターン。意地の張り合いはやめた方がいいと思う。2021/11/27
fukuosaru
3
再会ものは、後悔がひどくつきまとうので苦手なのですが…f(^^; 紺野くんが独り駅で待ち続けるくだりは切ないです(ToT) 森尾くんの後悔も痛いな～( ´△｀) 心理描写がとても丁寧で、10年のそれぞれの経験は後悔していなかったのが、読みやすかったかな(^-^) うまく繋いでいけると良いなと思います!!2012/02/01
わにこ
2
悪意の無いちょっとした事が、すれ違いと誤解を招いてしまう。再会ものの王道とも言える展開で、切なさを満喫できました。攻の外堀埋める作戦がツボ！2009/10/23
きょう
1
すごく好きなパターンの話なんだけど、薄い！ 崎谷さんを読み慣れているせいかもしれないけど、どうにも薄くて軽くてつるんとしている印象が……。2013/01/09
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