内容説明
警視庁組織犯罪対策部の刑事で中国語が堪能な亜南斎は尊敬する先輩・鷹羽征一に上海マフィアへの潜入捜査を依頼される。鷹羽の期待に応えたいと願う斎は、来日する幹部・耿零飛の通訳となり動向を探り始めるが、刑事であることを暴かれた斎と鷹羽は囚われの身に。二人は月下美人の花が開く夜毎、零飛の見ている前で淫らな行為を強要されて―!?書き下ろしを含む短編二話も収録。
著者等紹介
沙野風結子[サノフユコ]
3月18日生まれ。関東出身在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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そらねこ
27
前作のCPじゃなくて刑事同士のCPなんだけど、前作の零飛と蒼が気になってしまった。しかも零飛~~…前作で甘くなってたのにマジか!浮気~~!(#`皿´)~…蒼が切ないよ~…。前作よりだいぶ鬼畜展開でビックリ。零飛はやっぱりマフィアらしく冷血で蒼がそれに引き摺られてる感じ。肝心の主人公CPの受けに思いを寄せるウーが切ない。攻め様は…影薄い…ため萌えなかったな…次期待。2017/10/21
那義乱丸
20
零飛がヘンタイだった!零飛はいったい何をしたかったんだろ。もしや、蒼と自分のHを盛り上げるために斎と鷹羽のまないたぷれいを仕組んだのかしらと妄想してみたり(笑)潜入捜査がバレ、命の危機に瀕する中で刑事二人が心を繋げていく。そして、そこには黒社会で生きるしかない少年ウーの厳しい現実と切ない恋心もあり…と物語はシリアスなのだけど、ヘンタイ零飛とムッツリ鷹羽の印象が強く、極めつけにパンダ零飛(妙にカッコイイから笑える)を見て感想のシリアス部分が全部ぶっ飛んでしまった。でも、ぐいぐい引き込まれるお話で面白かった!2012/04/19
りんご☆
15
読了2017/06/11
さち
14
零飛の変態度がパワーアップしててびっくり(笑)まな板プレイって…さすが沙野さんwメインのカプも大好き。斎の色っぽさ、鷹羽の強引さとむっつりなところw俺様っていい!と思わせてくれる鷹羽がかっこいい。まぁどちらにしてもなかなかの変態素質を持った人達では…そこが存分に楽しめたんだけどwウーが純粋な気持ちで斎に恋してしまったのは一番切なかった。それでもこの先も黒社会で生きることを選んだ彼は次巻でどうなるんだろう。ちなみにどうしても我慢できず一番にパンダを見てしまった(笑)くーっ!零飛、可愛いすぎるでしょww2010/09/25
りり
9
これはいわゆる『官能小説』と分類していいのだろうか。一般的に、団鬼六とかが有名どこなんだろうけれど、実はちゃんと読んだことはないし、なんとなくこれほど興味を惹かれない気がする。エロスって超個人的なものだから、好みでなければ目もあてられないからね。この関係はどこまでいれていいのか危うい。ウーを入れた三角形か、黒キューピットを入れた四角形か。いっそもう一人もいれるのか。こんな腐女子のちょっとした悩みは男性に理解可能なのであろうか?(多分ムリ)2014/08/28
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- 和書
- 美はそこに在り