内容説明
中瀬史弥は、憧れの脚本家・北嶋東行に「自分の所へ来ないか」と誘われる。才能と整った容姿から世間の注目を浴びる北嶋が、なぜ自分に目を掛けるのかわからず戸惑ったものの、それから三年間、史弥は内弟子として必死に仕事を続けていた。厳しい北嶋が時折覗かせる優しさに、気付けば心惹かれていた史弥。想いを秘め続けるつもりだったが―。
著者等紹介
坂井朱生[サカイアケオ]
1月22日生まれ。神奈川県出身、東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まふぃん
14
最初の話は形になっていたけど、続きは収拾がついてないような。伏線はっていてひろってない。主人公には関係ないけど、どういう理由だったか気になるな。2016/04/25
りんご☆
9
読了2015/09/22
アガサ
3
再読なのに、まったく内容覚えてなかった。史弥は憧れの脚本家・北嶋のもとで働いて3年目。好きな気持ちを隠して過ごしていたが、その気持ちがばれてしまい・・二人の仲はうまくいってよかったのだけど、友人・佐伯とそれにかかわる二人のその後が気になる。続編あるのかなと思ったけどないのですよね・・続編ないのなら、さらっとでもいいから、決着つけてほしかった。2011/02/14
黒猫
1
再読2016/09/14
里希
1
有名脚本家×その内弟子。脚本家っていう職業に内弟子がいるっていうイメージがなくて、ちょっと不思議な感じ。しかも弟子である史弥が食事を作るわけではなくてもてなされる側なのね。それなんていい身分。二人の関係はまあいいとして、周りの人たちが思いの外目立っている上になんだか消化不良気味で、ひょっとしてこれはなにかのスピンオフだったんだろうかと考えてしまった。2011/12/20