内容説明
吉原の小見世『夢幻楼』の主人・御堂当真は、吉原一の花魁より美しいと評判の色男。そんな当真に逢うため、幼馴染みで新米代議士の新條修一郎は、三日にあけず吉原に通っていた。熱い視線と甘い言葉で修一郎に口説かれ、好ましく思いながらも、当真はそれを受け入れられずにいた。その頃、見世で同業者からの嫌がらせを受けた当真は、相手が修一郎の政敵とも通じていると知り…。
感想・レビュー
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ayano
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普通の遊郭モノとは若干テイストが違うところがなかなか面白かった。事件はあっさり解決。受けが男前なのでよい。2012/07/19
tanya
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弱いだけの受じゃ無いお話は水月さんらしいと思います。2012/04/05
NK
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表紙だけ見ると、色子話かと思ったものの、遊郭のご主人様受け、その幼馴染み(同じ吉原育ち・現在新米議員)攻めのお話。男前系なキャラ同士だったので、遊郭ものだけど少し味付けが変わっていていいです。終わりが駆け足気味だったり、事件があんがいあっさり解決しちゃったりしてるけれども、受けが雄々しいので面白く楽しめた。★★★☆☆2011/07/25
あやた
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べらんめぇで男前な受け。大正廓もの。イラストがキレイ2009/05/01