内容説明
編集の桜井透也は引越しを終え、担当作家で恋人でもある穂高櫂を新居に招く。1Kの部屋を訪れた穂高の反応は新鮮で、2年の月日を経て穂高と一緒にいられる幸せを透也は実感する…。そんな中、小説の三部作完結を記念し、穂高櫂を特集したファンブックを出すことが決まる。そこで透也は改めて自分が穂高の過去を何も知らない事実にショックを受けて―…。書き下ろし短編つき。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
那義乱丸
16
再読にて読メ初登録。穂高視点もあるためわかりにくい彼の心情がよく伝わってくる。透也のことを本当に愛してるんだなと。傲岸不遜で冷淡な穂高だけど透也に対しては実に不器用で、それが魅力でもある。料理が壊滅的にヘタなのに透也の朝食は必ず作るとか可愛いしw私が罪シリーズを全部読んだのは穂高に惹かれたからだと自己推測。透也は一人で無駄にグルグルし過ぎるので惹かれないけど(笑)ただ、どの巻もエロが濃いので全部飛ばしてしまったから本当の意味では楽しんでいないのかもwwwそしてこのあと10年振りの新作を読む~♪2014/12/31
みずほ
7
小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 再読。シリーズ第4弾。3つの短編と1つの中編(表題作)という構成。「有罪」は「羽化」の刊行前。「微罪」は「羽化」が刊行後。「堕罪」は三部作完結編とファンブックの刊行前。最後の書き下ろしは透也の上司の槙原視点。穂高って、尽くし系の男だったのね。透也を本当に好きなのね。どこがいいのかわからんが(笑) 透也のためにプラチナチケットを入手したり、透也のために料理を習ったり・・・なんか必死だ(笑) しかし、透也は本当に面倒くさい男ね。一番公私混同してるのは、あんたじゃないの・・・2015/05/09
ももちゃん
5
シリーズ④短編集。有罪のすぐ後のお話も読めて嬉しい。先生かわいいよーーーー不器用すぎます愛しい。堕罪では透也と穂高先生の視点が交互なってて先生の心情がたくさん読めてニヤニヤした。相変わらず透也のおねだりがエロカワすぎてこれは先生もメロメロになってしまってもしょうがないなとおもいました。 最後のSSは槇原さん視点。2020/05/18
楓
3
一番残念なのは、先生の料理の腕前の披露がなかったことだーー!!こっそり練習していたのに、驚き喜ぶ透也も読みたかったです!相変わらずHは濃い二人ですね。というか、どんどん濃くなっていく。。。2010/04/29
ルカ
1
罪シリ-ズ番外編。攻め視点が良かった。料理練習の成果が気になりました。2014/08/21