内容説明
将棋の八大タイトルの一つである棋王戦は1974年度に一般棋戦として創設され、1975年度に公式タイトル戦に格上げされた。これまでに藤井聡太現棋王をはじめ、16人のタイトルホルダーが誕生した。歴史に残る名勝負や新潟対局の裏側、将棋にまつわるコラム、永世棋王の資格を持つ渡辺明九段の特別インタビューなどを掲載した保存版。
目次
第1部 新時代へ 第49期・分水嶺の番勝負
第2部 プレーバック 50年の名勝負
第3部 タイトル戦の舞台裏
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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1P18行。2025年刊。将棋の八大タイトルの一つ「棋王」、そのタイトル五番勝負のうちの一局(だいたい第三局目)は、毎年新潟市で行われることが恒例である。この本は新潟で行われた棋王戦の対局をクローズアップしてまとめたもの。わたしも子どもの頃から将棋が好きで、桐山清澄九段が好きだったので、棋王といえばの原体験は桐山棋王が印象に残っている。50期を数える棋王戦。過去の棋王戦新潟対局をふり返ったり、渡辺九段インタビューなど、なかなか面白い将棋読み物で、データやトリビアもある。将棋ファンにオススメしたい。2025/04/26