目次
序章(虚子の新潟医科大学附属病院入院;入院生活の虚子;入院中の句会;虚子の入院生活を支えた俳人たち)
第1章 中田みづほと俳誌『まはぎ』創刊(帝大俳句会時代のみづほ;みづほの新潟医科大学赴任;浜口今夜と新潟医大俳句会の発足;俳句雑誌『まはぎ』創刊;みづほの『ホトトギス』選者、同人推挙;「句修業漫談」の連載)
第2章 高野素十と新潟医科大学(「秋櫻子と素十」の『ホトトギス』転載;秋櫻子の『ホトトギス』離脱;素十の新潟医科大学着任;みづほの妻萋子の活躍と早世;衛生学教授及川仙石;新潟医科大学の四俳人教授時代)
第3章 花鳥諷詠の拠点新潟医科大学(武蔵野探勝会の新潟開催;虚子の佐渡初訪島;素十の「当季雑詠」選者就任と今夜の死;みづほ、素十が育てた俳人医師たち;新潟医科大学と俳人教授たちのその後)
著者等紹介
中本真人[ナカモトマサト]
新潟大学人文学部准教授。1981年奈良県北葛城郡新庄町(現葛城市)生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科国文学専攻後期博士課程修了。博士(文学)。専門は、日本歌謡文学、芸能論。特に宮廷の御神楽を中心とする古代中世芸能史を研究している。また俳人としては、三村純也に師事。俳句雑誌『山茶花』瞳々集選者・飛天集同人。俳人協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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