内容説明
田んぼがあっても耕せる人がいなくなった集落、空き家が増えコミュニティーの維持すらままならない住宅街、ハンターの激減によるイノシシ被害の拡大―。1年間の取材を通して見えたのは、人口減が及ぼす深刻な影響と、地域の営みを新しい形でつなごうとする「若い力」だった。人口減社会の在り方を問う、新潟日報の連載を書籍化。
目次
プロローグ 上越市、進む人口減
第1部 棚田は実るか
第2部 祈りをつなぐ
第3部 高田を継ぐ
第4部 里を守る
エピローグ 明日への一歩
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
CEJZ_
2
1P18行。2023年刊。新潟日報朝刊、2022〜2023年の連載。2023年創刊の新潟日報ブックレット、1巻目。新潟県はとても広く、ドライブや観光が趣味でもないわたしは、上越市はほとんど行ったことがない。急速な人口減少とそこからの課題はどの市町村でも直面しているだろう。農業、祭事神事、商店街、空き家増加、農耕地の獣被害、人口減少からくるあらゆる後継者不足。対策を模索していく。上越市の地域に根ざした暮らしを、大まかに振り返り現況を知ることができた。日々、人口減少急速のニュースや記事を目にする。2024/04/24
げんさん
1
頼みの綱はドラッグストア、クスリのアオキが紹介されてる2024/04/21