内容説明
物語はここからはじまった―。サポーターもそうじゃない人も。サッカークラブを愛するすべての人に贈る、15の物語。書き下ろし未発表作2篇を加えて新装復刻版で登場!一話完結『サムシングオレンジ』シリーズの全作品を網羅コンプリート・エディション。
著者等紹介
藤田雅史[フジタマサシ]
1980年新潟県生まれ。日本大学藝術学部映画学科卒。著書に『ラストメッセージ』『サムシングオレンジ』『ちょっと本屋に行ってくる。』『グレーの空と虹の塔 小説新潟美少女図鑑』。小説、エッセイ、戯曲、ラジオドラマなどを執筆。2022年、『サムシングオレンジTHE ORANGE TOWN STORIES』がサッカー本大賞2022優秀作品に選出され、読者賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
飲も飲も
5
サッカーアルビレックス新潟に関わる人々の話。「サムシングオレンジ」がいちばん好き。アルビ好きじゃなくても、サッカー好きじゃなくても楽しめる内容。2024/12/19
ふうた
2
おそらく熱心なアルビファンしか読まないかもしれないが、割りとライト層にもオススメ。アルビの試合とそれに関わる人々の物語。恋愛~家族愛まで、時に悲しくも時にほっこりと、サッカーを知らない人にも読んでみてほしい作品。ついでにアルビも好きなってくれたら嬉しい。2023/05/07
ユイケン
0
アルビレックスが好きな人、新潟県人ならどこかしら共感できる部分があるかも。 幸せな時も、大切な何かを失う時も、近くにアルビレックスがある、そんな短編を多数収録した作品です。2025/01/12
田中ァ
0
幸も不幸も、アルビの隣にあったかもしれない物語。 あまり不幸ものの小説とか好みではないけど、そこまでメガティブな気持ちにならずに読めた2024/09/05