内容説明
1910年に柳田国男が発行した『遠野物語』で柳田が言いたかったことは何か?『遠野物語』の発行意図を探る。
目次
第1章 『遠野物語』の主題
第2章 「物語」とは何か?
補論 佐渡の「鶴女房」と木下順二の『夕鶴』
第3章 「遠野」とはどこか?
第4章 「柳田国男」はどういう人か?
第5章 『遠野物語』に書かれていないこと―「固有」とは何か(一)?
第6章 『遠野物語』が書いていること―「固有」とは何か(二)?
第7章 柳田国男の協同組合理解―日本とヨーロッパ
第8章 柳田国男が意図したもの―協同組合の人間的基礎
著者等紹介
藤井隆至[フジイタカシ]
1949年兵庫県神戸市に生まれる。東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科満期退学。博士(経済学)。1980年新潟大学に赴任。経済学部長、大学院現代社会文化研究科長をへて、現在、新潟大学大学院現代社会文化研究科教授。日本経済思想史研究会代表幹事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 国語教室の窓