内容説明
新発田市の「まちづくり」のルールはどのように創られたのか?住民と行政が共に「まちづくり(地域の公共的空間の管理)」を進めるためのルールとなる「まちづくり基本条例」。ワークショップを実施し、市民からの提言書をまとめて条例制定へとつなげた新発田市の運営方法と制定までの過程を通して、市民参加による「まちづくり基本条例」制定の課題を探る。
目次
第1章 市民勉強会―条例制定に向けての助走段階(なぜ新発田市は「まちづくり」条例制定に向かったのか;市民勉強会での取り組み;市民勉強会での重要な論点)
第2章 市民提案会での議論(提言書作成のスタンス;参加者の間で意見が異なった論点)
第3章 市民提案会から条例へ(条例制定の経過と意義;本条例の特徴;「まちづくり」への取り組み;行政評価・政策評価と市民参加)
第4章 条例からまちづくりへ―条例施行後1年を経て
著者等紹介
南眞二[ミナミシンジ]
1971年神戸大学法学部卒業。1998年神戸大学大学院法学研究科法政策専攻博士課程後期課程単位取得退学(1999年博士(法学)学位取得)。2005年新潟大学教授(大学院現代社会文化研究科教授兼法学部教授)
馬場健[ババタケシ]
1967年長野県生まれ。1997年成蹊大学大学院法学政治学研究科政治学専攻博士後期課程満期退学(1999年博士(政治学)学位取得)。2004年新潟大学大学院実務法学研究科助教授(2007年より准教授)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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