目次
御一新
鎮守地霊
商人の道
誠之社
古と新
愛憎
殖産興業
孤と影
影法師
自立独尊
図書館
互尊の光
悠久不滅
著者等紹介
稲川明雄[イナガワアキオ]
昭和19年(1944年)、新潟県長岡市生まれ。長岡市立互尊文庫司書、長岡市史編さん室長、長岡市立中央図書館館長、同図書館文書資料室長などを歴任。長岡郷土史研究会会員。長岡造形大学非常勤講師など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かず
5
野本恭八郎。このサイトで分かる人は、多分いないと思う。なぜなら、郷土の偉人、という扱いになる人だからだ。この人は、明治~昭和初頭に、現在の新潟県長岡市で活躍した財界人である。教育者であり思想家であり、町議会の副議長も務めた人である。この人が掲げた思想が「互尊思想」である。お互いに尊重しあう。そして、その基底には「独尊」という思想がある。「我人独尊皆互尊。」まず自分を愛して、そして、皆を平等に愛そう、というものである。この思想は昭和のフィクサーと言われた安岡正篤氏にも賞賛されたそうである。(続く)2015/09/02