内容説明
2050年までにエネルギーシフトを行うことを政策で定め、すでに取り組みを開始しているドイツ。この政策が地域の経済にどんなインパクトを与えるのか、また人びとの暮らしにはどのような変化があるのか。すでにドイツで得られている知見を紹介しながら日本での活用を模索します。
目次
第1章 国土の長期展望―2050年、地域経済はこうなる(高齢化だけではない、市場原理が導く人口減少;地域経済が崩壊!?人口減少の最終シナリオ ほか)
第2章 生活者のための経済活動のススメ(新築戸建てを買っても資産にならない!?;ドイツ、新築市場の崩壊とリフォーム市場の台頭 ほか)
第3章 企業・行政のための経済活動のススメ(小さな村の小さな銀行;「村のお金は村に!」 ほか)
第4章 地域経済にかかわるすべての人へ(人類の幸せのためのお金の流れ;女性の活躍の必要性 ほか)
著者等紹介
村上敦[ムラカミアツシ]
ジャーナリスト、環境コンサルタント。ドイツ在住。日本で土木工学を修めゼネコンに勤務した後、環境問題を意識し、ドイツ・フライブルク大学に留学。フライブルク・ブライスガウ郡役所・建設局に勤務の後、フリーライターとしてドイツの環境施策を日本に紹介。南ドイツの自治体や環境関連の専門家、研究所、NPOなどとのネットワークも厚く、日本の自治体や企業への環境コンサルティングも行う。専門分野は、環境に配慮した自治体の土地利用計画、交通計画、エネルギー政策(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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