内容説明
「学校って、何のために行くんだろう。」なかなか集団に入れず、友だちとうまくいかないゆうすけは、悩みます。学校という社会で、挫折感と劣等感、自己無力感にさいなまれているゆうすけは、海という大自然を相手に、ちっぽけなことで悩んでいる自分から少しずつ脱皮し、成長していきます。そして、おじさんとたった二人の海のまんなかで、おじさんが大蛸に絡まれて悪戦苦闘しているところを、自分の判断で、自己決定した行動でおじさんのピンチを救います。
著者等紹介
江口百合子[エグチユリコ]
山形県鶴岡市生まれ。東京学芸大学を卒業後、東京都の教職に就く。2006年3月まで世田谷区立瀬田小学校副校長。東京都大田区在住
赤坂三好[アカサカミヨシ]
1937年東京都生まれ。版画家・絵本作家。日本児童出版美術家連盟会員。1973年、75年チェコBIB世界絵本原画展で金牌賞、1973年小学館絵画賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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