「ゆるす」の周辺

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  • サイズ B6判/ページ数 159p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861280887
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C0098

内容説明

本書は「ゆるす」ことを勧めたり、抑えることが目的ではない。本来は、その過程にこそ人が向き合う「いきる」という証がある。生活臨床心理カウンセラーの立場から「ゆるす」の本質にせまる。

目次

第1部 「ゆるす」のイメージを追って(ことばの吟味;とらわれとしての「ゆるす」 ほか)
第2部 事件に見る「ゆるす」の現象(『炎のなかの絆』(杉原美津子著・文芸春秋)における「ゆるす」
「新宿バス放火事件」とは ほか)
第3部 「ゆるす」に纏わる統計的考察(集計の考察;「家族」編)
第4部 追記「ゆるす」の余波
第5部 「ゆるす」を考える上で避けられない問題(「北朝鮮拉致被害」家族会の心痛)

著者等紹介

若林ふみ子[ワカバヤシフミコ]
1944年東京深川生まれ。相模女子大学国文科卒業。仙崎武文教大学名誉教授のもとでカウンセリングを学び、欧米の研修に参加。塾主宰、神奈川県福祉推進委員、文教大学学生相談室カウンセラーを経て、生活臨床心理カウンセリング・センター代表。セミナー講師、カウンセラー、文筆家として活躍中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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