内容説明
京都人のおかず、「おばんざい」の知恵と工夫が詰まった一冊。
目次
はる(焼きたけのこ三品;鯛の子煮 ほか)
なつ(胡麻豆腐;えんどう豆のあっさりびたし/じゃこご飯 ほか)
あき(湯葉と生麩の野菜あんかけ;湯葉のおから ほか)
ふゆ(かぶら蒸し;牡蛎鍋 ほか)
著者等紹介
川那辺行繁[カワナベユキシゲ]
1957年、京都市生まれ。同志社大学商学部卒業後、先斗町の割烹「余志屋」に入店。「人との出会いを大切に」をモットーに、愛されるおばんざいを追求し続けている。現在、余志屋の大将として先代の母の味を継ぎ、日々腕を振るう一方、三人の娘を持つ父親である。温かな笑顔とホッとする京の味を求めて、地元はもちろん、遠方からの人足は絶えない。「おもてなしの心」を大切にする姿勢が、料理に映り、人々をひきつけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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リコリス
33
まずは出汁のとり方、昆布と鰹節の説明、四季を彩る京野菜、道具まで料理人のキリッとした世界を感じることができる。お料理は鳥の唐揚げ、切り干し大根、じゃこご飯、きんぴらなどお母さんの味がおいしそう。あら煮やぶり大根、だし巻きたまごも絶対美味しいと思う。こちらでも使い続けたい調味料に千鳥酢が。調味料ひとつで味って変わるから大切だなぁ。素朴で一手間かけたおばんざいと炊きたてのご飯が食べたくなった。 2017/08/05
たまきら
17
美しい本なので眺めるだけでも楽しめました。関西は本当に野菜がおいしいと思う。だから薄味なんじゃないかなあ。また綾部に行きたいな。2016/05/22




