内容説明
沿線の失われた風景が甦る。写真総数600点で振り返る井の頭線の歴史と沿線の生活史。
目次
第1章 井の頭線ストーリー(「井の頭へ!」の声高らかに―帝都電鉄線開業;吉祥寺への延伸、そして戦禍からの復興;今も牧歌的な路線をゆく「虹色」の電車;井の頭線切符コレクション;井の頭線車両図鑑 時代を駆け抜けた名車たち)
第2章 各駅停車 懐かしの沿線風景(新旧と大小が同居する魅惑の街―吉祥寺;人待ち顔の似合う愛すべき駅―井の頭公園;今も漂う古きよき時代の香り―三鷹台;通信機メーカーと学生の街―久我山 ほか)
著者等紹介
鎌田達也[カマタタツヤ]
1958年静岡県生まれ。出版社勤務の後、写真撮影・デザインを兼ねたフリーライターとして、地域の出版や児童書などを手掛ける。東京都武蔵野市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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rbyawa
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b016、井の頭線は新宿と八王子をつなぐ京王線という私鉄の一路線、ちょうどその京王線と十字に交わる渋谷に向かうもともと別の鉄道会社で、綺麗な車両と駅舎間の短い沿線。戦前、颯爽と渋谷駅に乗り入れるところが人の印象にも残っているのだそうですが。どうでもいいんだけど、なんで合併まで20年くらい間あるのに京王電鉄が開業当時からの車両の写真を普通に所持してるのかが密かに気になるw 空襲で受けた壊滅的な被害、同系会社からの応援車両の話、学生街、渋谷に近い地の戦後の花街、レーダー会社社長の後悔とか、短いけど良かったな。2011/03/28
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