内容説明
独自の進化を遂げた生き物たち。鬱蒼とした常緑広葉樹林には、島独自の進化を遂げた生き物が棲み、世界中で奄美にしかいない固有種が多く生育する。本書は全357種を生態環境ごとに分かりやすく紹介する。
目次
1 奄美の多様な自然(奄美の成り立ちと生き物;豊かな奄美の自然;奄美大島と徳之島)
2 常緑広葉樹林と生き物(亜熱帯の生き物を育む常緑広葉樹林;森の中に咲く草花 ほか)
3 流域の生き物(沢の植生;沢のカエルとイモリ;沢の小さな生き物)
4 山麓の生き物(農耕地の野鳥;水たまりや湿地のカエル;池や水田のトンボ;林緑や草地の虫たち)
5 河口と海岸の生き物(森から海へ;マングローブの植物 ほか)
著者等紹介
山口喜盛[ヤマグチヨシモリ]
丹沢大山国定公園のビジターセンターで学芸員・自然解説員として勤めていた。現在は野生動物との出会いを求めて全国を巡っている。神奈川県立生命の星・地球博物館外来研究員。神奈川県自然保護協会生物多様性保全委員、環境省自然公園指導員
山口尚子[ヤマグチナオコ]
奄美大島の自然や生き物と人々の暮らしの関わりに興味を持っている
山口森音[ヤマグチモリト]
野鳥や哺乳類を観察することが好き。初めて奄美に行ったとき、夜の森でケナガネズミを見つけた時の感動を今も忘れない。高校3年生
山口風音[ヤマグチカザネ]
自然や生き物を観察したり、写真を撮ったりすることが好き。奄美では野鳥やヘビを探すのが楽しい。中学3年生(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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