内容説明
梶井基次郎研究で不動の地位を確立した著者が展開する。文学研究法、二葉亭四迷、泉鏡花、夏目漱石、芥川龍之介、梶井基次郎、梅崎春生の書き手論、作品論。
目次
第1章 読みの方法―“読みの共振運動論”の提唱
第2章 二葉亭四迷「浮雲」論
第3章 泉鏡花「龍潭譚」論
第4章 夏目漱石の文学
第5章 芥川龍之介「羅生門」論
第6章 梶井基次郎「檸檬」論
第7章 梅崎春生の文学
著者等紹介
古閑章[コガアキラ]
1956年3月、熊本県生。1980年3月、熊本大学大学院文学研究科修了。鹿児島純心女子大学人間教育学部教授、鹿児島純心女子大学国際文化研究センター所長を経て現在は小説家・近代文学評論家。鹿児島純心女子大学名誉教授。博士(文学)。専門は、日本近代文学および鹿児島の近代文学。読みの共振運動論という文学理論。2020年9月、『古閑章著作集 第1巻 小説1 短篇集 子供の世界』(南方新社)により、第23回日本自費出版文化賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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