内容説明
奄美の自然の魅力は多様性。驚くほど多くの種類がいて、固有種や絶滅危惧種だらけ。世界でここだけの「オンリーワン」の自然がある。奄美の自然写真家と朝日新聞記者が案内する。
目次
第1章 春
第2章 夏
第3章 秋
第4章 冬
第5章 四季の中で
第6章 開発と保護
著者等紹介
常田守[ツネダマモル]
1953年7月23日、奄美市名瀬生まれ。1980年に東京から帰郷し、本格的に自然観察や撮影を始めた。環境省自然公園指導員、奄美自然環境研究会会長。90年代にアマミノクロウサギなどを原告にゴルフ場開発許可の取り消しを求めた「自然の権利訴訟」の原告の1人。本職は歯科技工士
外尾誠[ホカオマコト]
1971年11月9日、長崎市生まれ。99年に朝日新聞記者となり、鹿児島総局や人吉支局(熊本県)、西部本社社会部、東京本社国際報道グループ、熊本総局などで勤務。2014年4月~20年3月に奄美支局長を務めた。現在は大牟田支局長(福岡県)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ベーグルグル (感想、本登録のみ)
38
今日は奄美が世界自然遺産登録された日。奄美にしかいない動植物=固有種は数多い。開発や観光との両立など問題点もあり、これらは100%解決される事はなく、その都度新たな問題点も出てくると思われる。世界でここだけの「オンリーワン」の自然が守られるように。2023/07/26
NAGISAN
0
2021年7月世界自然遺産登録された、奄美大島を初訪問。三太郎線と金作原のツアー、奄美一周の旅。ナイトツアーのガイドさんは、車を運転しながら、奄美の希少(固有種)動植物を素早く見つけながらも、奄美の自然保護についてご説明いただきました。ビジュアルで、奄美の豊富な自然について、また、開発や観光との関係を考えさせられる良書です。2023/02/11