内容説明
直木賞作家、NHK大河ドラマ「天と地と」の原作者として不動の地位を築いた海音寺潮五郎。その作品の魅力を、薩摩の風土とともに掘り起こす。未刊の草稿「一本の樫」の完全翻刻!
目次
第1章 海音寺潮五郎へのオマージュ
第2章 海音寺潮五郎と薩摩
第3章 「二本の銀杏」を読む
第4章 郷土・鹿児島における海音寺文学の可能性
第5章 海音寺潮五郎没後四十年
第6章 海音寺潮五郎名作ガイド・郷土篇
第7章 「一本の樫」翻刻資料
著者等紹介
古閑章[コガアキラ]
1956年3月、熊本県生。1980年3月、熊本大学大学院文学研究科修了。鹿児島純心女子大学人間教育学部教授。鹿児島純心女子大学国際文化研究センター所長。博士(文学)。専門は、日本近代文学および鹿児島の近代文学。読みの共振運動論という文学理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



