内容説明
関西電力の原発マネー不正還流事件は本当にひどい事件だ。この事件は原発は汚いお金を地元に大量にバラまかないと建設・運転できない汚らしい電源だということを白日にさらした。
目次
第1章 問題発覚(危機管理のできていない関電;関電は被害者? ほか)
第2章 第三者委員会報告書(第三者委員会の発足;関電役員の金品受領と見返り ほか)
第3章 真相究明を求める運動(役員の法的責任;刑事告発へ ほか)
第4章 原発マネーの不正の数々(経済産業省の法違反;他の電力会社での金品受領は ほか)
第5章 株主総会での攻防(脱原発株主運動ことはじめ;株主提案否決の歴史 ほか)
著者等紹介
末田一秀[スエダカズヒデ]
最終的に白紙撤回を勝ち取った京大原子炉実験所2号炉反対運動を契機に、長年脱原発運動に係わる。はんげんぱつ新聞編集委員。「核のごみキャンペーン関西」メンバー。大阪府庁で1980年から2017年度まで環境行政に従事。自治労の脱原発運動として取り組んだ原子力防災にも詳しい。関電原発マネー不正還流問題では、告発運動を呼びかけ、現在4人いる代表世話人の一人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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